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構え(脚)
-スタンスが効果向上の鍵-

脚のスタンスの重要性

脚の構えですが、エクスキックでは制止した状態で行います。格闘技ではない為、ステップを踏む必要はありません。またスタンスに慣れる為、当初は脚を動かさずに行います。「分かりやすさと身体の使い方」を重視し、慣れて貰う為です。

・スタンスについて
スタンスは肩幅よりちょっと広めです。前足はまっすぐ、後足は真横に向けて立ちます。

足幅が狭い時に起きやすいこと
○腰を回すことが難しくなる
○パンチを打つ際によろけやすい
○腕力に頼ったパンチ、体重を乗せたパンチは故障につながる
○キック時の踏み込みが小さくなりやすい
○大きく踏み込むと重心が前に倒れ、腰を回すことが出来にくい

足のスタンスだけで、かなり”やりずらい点”が挙がります。 女性は内股の方が多い為、慣れるまでには少し時間がかかるかもしれません。 ですがそれだけ、運動に連動性があると思って頂ければよいかと思います。

・両足、つま先立ちについて
体幹を使い、両足つま先立ちが理想です。が、最初は厳しいので出来る限りで大丈夫です。ベタ足だと腰を回すことは難しく、故障にも繋がる可能性があります。

・前足について
前足は内に入る方が多いので、真っ直ぐにします。ジャブは打ちやすいですが他のパンチ(ストレート・アッパー)は打ちにくくなります。

・後足について
後足は前足に対してL字ですが、真っ直ぐに近い方が多いです。ストレート・アッパーを打つ際、腰をしっかり回しますが、真っ直ぐでは回りません。後足の足裏は常に下に着いたままです。
後足が浮くと腕力や体重を掛けてパンチを打ってしまい肩や腕の故障の要因となります。

エクスキックを上手になる必要はありません。ただ運動効率を上げるには、正しいスタンスが必要と考えています。